2009年12月7日月曜日

「土の床」の活動①

 豆蔵の工房「土の床」では作品制作と共に、焼き物のワークショップを展開していきたいと考えています。以前、信州大学の茶道部と協力して、参加者が絵付けと施釉を行った抹茶碗を焼成し、それで茶会に参加するというワークショップを行いました。この時行った楽焼は焼成温度が低くても釉薬が溶け、急冷にも強いので、短時間で焼成完了し、真っ赤に燃えた茶碗を水につけて急冷するダイナミックなものです。
 焼き物には7日以上焼き続けるものから、1時間ほどで焼成できるものまで様々な種類があり、数々の魅力があります。「土の床」では、焼き物の創造のプロセスを体験することで、ものを作ることの、一筋縄ではいかない、面白さを体験できればいいと考えています。
 また、小中学校でのワークショップなど、文化の輪を幅広い年齢に広げていけるような活動を考えています。そのためにも、まず自分たちの、美術や焼き物、文化に対する見識をより深いものにするよう勉強します。精進します。
 
                楽焼のワークショップでのぐい飲み

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