2010年11月3日水曜日

さくらび終了!

遅くなりました、さくらびの報告です。

10月24日の日曜日に、長野市立櫻ヶ岡中学校にておこなわれた「さくらびアートプロジェクト」

ミニクラメンバーも、信大教育学部として参加させていただきました。
初夏頃から月に一回ほど中学校を訪問し、生徒と制作をすすめてきました。

中学生と、学校の外の大人がつながって、学校を1日だけ「ありえない」美術館へとつくりあげました。

メンバーが協働させていただいた作品は、以下の3つです。


『タイムカプセル~Ourdays in photos』
丸山玲奈・宮原遥花
(協働 三宅和美・中村明)
『長野の海』
小出涼香・木藤景子
(協働 羽田光)
『ノゾキアナ』
矢澤隼斗・甲田歓太・伊藤匠美・宮嶋直也
(協働 田村啓・大月香世子)
自分たちがやってみたいことや、その表現方法、使う素材など、いろんなことを話し合いながらつくりました。どうやったらカッコよくなるかな?とか。それをやるならこんな方法もある など。
時には立ち止まり、「ちょっとまて、何を一番魅せたかったんだっけ?」と戻ってみたり。
恋や進路のこと、いま興味があることについて延々とおしゃべりしながら制作した日もありました。
当日は県外からも沢山のお客さんがきてくれました。
中学生はみなキッズ学芸員となり、自分たちの作品について元気に説明していました。
とにかく、どの子を見てもなんだか楽しそう。
なにがアートかって、作品だといったら作品かもしれませんが、
それができるまでの色々なプロセスも含めてアートかなと思いました。
そう考えると、アートには本当にいろんな可能性があると思います。
私自身、彼らとのアートを通して学ぶことは多かったし、アートを通して彼ら一人一人のいろんな素敵な良いところを見ることができて嬉しかったです。
彼らはこれからどんどん大人になっていきますが、「あの時あんな学生達とあーだこーだしながら作品つくったぜ!」という経験が、心のどこかに残っていてくれたら 一番うれしいです。