2009年12月25日金曜日

来年の活動

現在決まっている来年の活動は、3月13日から20日、信大美術科彫刻研究室主催の展覧会「カタチノマワリ」に、楽焼のワークショップで参加します。地域の人たちや子どもたちに、楽焼を通してものづくりの楽しさを知ってもらえればと思います。
 4月17日、18日に小布施の玄照寺で行われる境内アート小布施に参加します。そこでも楽焼のワークショップと、他に僕田村と中村の作った作品を販売をします。まだまだ未熟僕たちではありますが、興味のある方は是非ご覧ください。
 その他にも、小中学校の総合学習や美術の時間に焼き物の出前講座を行えればと思っています。
 
これらのために、当面は焼き物のワークショップの研究と、作品作りを進めていく予定です。
楽しく頑張ります。

活動記録

結局今年は何もできずに終わってしまいそうです。
ですが、昨日今日と、前回紹介したミニ窯と学校の窯を借りて窯焚きをしました。

 前回、ミニ窯では温度上昇が緩やかで思いのほか時間をとってしまったので、今回は、送風を強くしたり、隙間を粗土で埋め熱効率を高めるなどして臨みました。結果、前回の半分ほどの時間(2時間半)で焼成を終えることができました。焼成時間が短かったので仕上がりはあっさりとしています。信楽粘土のやさしい色を自然釉の下に見ることができます。


  中村 作 一輪挿し

 陶芸のワークショップとして、現在楽焼を研究しています。今回、焼成終了後のミニ窯を用いて、楽焼を試みました。ミニ窯を用いると、どうしても作品に灰が付着してしまいますが、それもまた意外な魅力となりました。またに多彩な色彩、予想できない仕上がりに楽焼の魅力を感じました。今後、より確実かつ安全に楽しめるワークショップにするため、研究を続けたいと思います。



  色鮮やかな楽焼をワークショップで。

2009年12月14日月曜日

合同展覧会のお知らせ

 12月14日から20日まで、上越で展覧会をやります。
 上越教育大学と信州大学の合同展覧会です。土の床のメンバーの私と、中村ハルも出展しております。
 様々な分野の学生が、研究の成果と作品を展示しています。お時間がありましたら是非ご覧ください。

2009年12月7日月曜日

「土の床」の活動①

 豆蔵の工房「土の床」では作品制作と共に、焼き物のワークショップを展開していきたいと考えています。以前、信州大学の茶道部と協力して、参加者が絵付けと施釉を行った抹茶碗を焼成し、それで茶会に参加するというワークショップを行いました。この時行った楽焼は焼成温度が低くても釉薬が溶け、急冷にも強いので、短時間で焼成完了し、真っ赤に燃えた茶碗を水につけて急冷するダイナミックなものです。
 焼き物には7日以上焼き続けるものから、1時間ほどで焼成できるものまで様々な種類があり、数々の魅力があります。「土の床」では、焼き物の創造のプロセスを体験することで、ものを作ることの、一筋縄ではいかない、面白さを体験できればいいと考えています。
 また、小中学校でのワークショップなど、文化の輪を幅広い年齢に広げていけるような活動を考えています。そのためにも、まず自分たちの、美術や焼き物、文化に対する見識をより深いものにするよう勉強します。精進します。
 
                楽焼のワークショップでのぐい飲み

建物の難しさ

先日、豆蔵を工房にするためにHCILAの皆さんと衣替えを行いました。
一度魅力的な内装に仕上げたものを、利用方法が変わるとはいえ、大きく変更することは非常につらいものがあるのだろうと感じました。申し訳ない気持ちで一杯です。建物って難しいですね・・
 しかし、私たちもより良い陶芸工房になるように内装も、機能も、もちろん作品も妥協なしで創っていきたく思います。

 HACILAの皆さん本当にありがとうございました。

 

2009年12月4日金曜日

美展




ちょっと広報。
今、信州大学美術科で展覧会をやっています。美術科の学年を越えた有志による展覧会です。是非、ご覧ください。

見通し

HACILAさんと話し合い、今後の方向性が定まってきました。
先日の会議は特に、2階の使い方の検討を中心に話し合いました。

 2階は、展示スペース兼、休憩スペースのような形でやっていく予定です。2階はHACILAが施工の中心になるので、1階の工房との兼ね合いを考え作っていきたいです。HACILAの皆さんには、2階の展示の構想があるようなので非常に楽しみにしています。がんばりましょう。

 1階で使う道具類はすべて手づくりにしたい。蹴轆轤をつくりたい。釉薬も調合したい。・・・やりたいこと、やるべきことが盛りだくさんです。妥協することなく納得のものをtくりたいです。

 3月には、工房として使用している状態に仕上げます。詳しい予定については、後々。

2009年12月2日水曜日

今後について

豆蔵の施工の責任者がHACILAの4年生から新進気鋭の3年生にかわりました。
私たちも、まだまだ尻の青い若造なので、お互い(相手に失礼ですが)協力して、豆蔵をよりよいものにしていきたいです。
 今日、2階の利用や、今後の方針に話し合いあいたいと思います。方針が固まり次第、迅速に行動に移します。

2009年11月28日土曜日

経過


豆蔵に設置する予定の登り窯の試作をつくり、焚いてみました。
構造は登り窯なのですが、小さいです。50㎝ほどの長さしかありません。
しかし、燃焼室と焼成室が分かれており、ロストルでしっかり灰を飛ばして自然釉もつけることができます。
薪や炭を燃料に使い、3時間程で焼成が終わるすぐれものです。唯、焼成室が小さく、小型の茶碗1つぐらいしか入れられないのが難点ですが・・・

今回は、備前土を用いてぐい飲みを焼きました。送風が不足したり、炭を燃焼させた時にでるガスにより温度がなかなか上がらず5時間かかってしまいました。次回は今回の問題点を踏まえて、よりよいものを作りたい。

ただ、思いのほか炎が吹き出るため、窯の構造自体を考え直して、豆蔵で利用できるようにしていくつもりです。

2009年11月27日金曜日

くらでくらす


善光寺付近にある、HACILAの改修した蔵を貸してもらうことになりました。
作家と人が交流し、芸術や文化を発信できる場所にしていこうと考えています。

予定としては基本的に陶芸工房とし、「焼き物」のワークショップなどを行う予定です。
制作や、体験活度、鑑賞を通して、人と人とが関わり合い、少しでも地域活性や人間形成の役に立てればと、思っています。

工房として利用できるように、しばらくの間HACILAの皆さんと協力して内装や窯の設置など、
考えていきます。なんとか今年中に、片付けを終えたいです。

2009年11月21日土曜日

研究室旅行

岩手県に行きます。
やかんを見にいくのです。
随時報告をしていきます。では     ハルより

開設

ブログを開設しました。

表現活動の一端を紹介していきます。